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2代目三升亭 小勝(みますてい こかつ、生年月日不詳 - 1872年(明治5年)9月28日)は落語家。本名は富沢 常吉(佐ノ家常吉)。 新派の俳優伊志井寛の祖父にあたり、佐ノ家常吉とも呼ばれたが、これは「佐ノ家」という染物業を下谷龍泉寺で営んでいた事からこの亭号を使っていた。 落語家としては、最初初代三升亭小勝の門で小鉄といった後に本名から一時とって小常と改め、更に慶応元年ごろに2代目小勝を襲名した。 弟子には3代目小勝、2代目三升家勝蔵(後の司馬龍生)、上方落語の小勇(後の2代目笑福亭梅鶴)らがいる。 妻が江戸豊後派浄瑠璃の新内の芸人初代鶴賀鶴賀斎(富沢ます)で、長女は2代目鶴賀斎(本名未詳)、次女は竹本清之助(富沢つね)で女義太夫で人気者であり、4代目小勝と結婚した。その息子が伊志井寛であり、また寛と小唄の家元三升延の養女がテレビプロデューサーの石井ふく子である。また寛の孫が俳優の石井麗子、フリーアナウンサーの石井希和にあたる。 == 出典 == *諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三升亭小勝 (2代目)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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